KAMEIスポーツグリルの取り付け


 KAMEIのグリルを購入したので、取りつけてみました。ノーマルは横バーの格子なのでイマイチスポーティーではありません。縁のメッキも爺くさいですね〜(爆)そこで粗めのメッシュがスポーティーなKAMEIのグリルを選びました。幸いオークションで6000円で出ていたので、購入しました。
 KAMEIというメーカーですが、ドイツにある空力パーツ専門の会社です。アウディ/WVの純正オプションも手がけているので、信頼性は充分です。読み方はカーマイです。カメイではありません。もちろん亀井でもないです。(爆)

アウディマークの取りつけ

使用工具
プラモデル用ニッパー、プライヤーなど

 購入してからわかったんですが、アウディマークは元々付属していませんでした。なんと自分でアウディマークを手に入れて、自分で取り付けなければならないのです。がっくし。
 さて、どうやってマークを手に入れるかというのを色々考えました。

案1 解体屋さんで探す。
  行ってみました。江別から車で30分ぐらいの某解体屋さんに。値段を聞くとストックしてあるのが6000円、自分でヤード(廃車置き場)からひっぺがして来るのが3000円だそうです。案外高いですね。

案2 自作する。
  自作するって言ってもねえ・・・銀色のワッカを4個針金で留めますか?むむむ。紙粘土じゃ無理ですし。

案3 通販で買う。
  これも5000円から8000円ぐらいします。案外高いですね。カーボンタイプも出ていて、スポーティーはスポーティーなんだけど・・・。

案4 ホンダマークを付けてアコードに化ける。
  これはまじめに考えましたよ。A4は旧アコードに似てますからねえ。(爆)知らない人はアコードだと思うでしょうね。いいかもしんない。(爆)

案5 素直にディーラーから買う。
  一番安易な方法です。値段を聞くと税込み3400円。これかな?

 っつーことで色々考えて案5にしました。事故車から中古品をはずすのって何だか抵抗あるし、400円の差なら気分良く新品を買いましょう!第一また解体屋に行くのにガソリン代が400円超えるし。(爆)ちなみに請求書を見たら「アウディマーク」じゃなくて「アウディサイン」って言うらしい。知らなかった・・・。

 グリルの箱を開けると中にはグリル本体、ボディー保護用モール、取り付け説明書が入っています。なお、グリルにはアウディスポーツみたいなKAMEIマークが付いています。
 グリルの材質は鉄。丸棒の縁に金網を溶接してあって、さらにその上に樹脂をコーティングしてあります。耐久性はあまりなさそうですね。こういう作りって錆びてくると汚く見えますね。何年持つのでしょうか?でも、プラスチックも経年劣化で白っぽくなるから、どっちもどっちですけど。

 さてまずは仮組み。マークを中央に合わせてみる事からです。アウディはボンネットのオープナーのレバーがグリルから出ているので、KAMEIのグリルにもやっぱり丸い穴が空いています。このレバーデザイン的にはグリルの一部になっているからカッコイイ。やるなアウディって感じです。

 
 「アウディサイン」の裏側には爪が合計10個付いていますが、メッシュのピッチに合わないので、黄色い丸の爪左右6本を思い切って切り取ります。つまり赤丸の爪4個だけ残します。さらに仮止めしてみて、残った爪をメッシュのピッチに合わせて半分の幅に切りそろえます。
 
 取りつけてみました。裏から見るとこんな感じです。爪が4個出ていますね。後ほど爪にピンバイスで穴を開け、ステンレスの針金で縛っておきましょうか。落ちたら困りますし。

 取りつけた感じはこうです。マークがちょっと下になってしまいました。真ん中の穴はオープナーが顔を出す穴です。実はこの穴は真ん中じゃないんです。右側にオフセットしてあります。これはアウディサインの丸の中からオープナーを出すためです。ですからアウディサインがないとカッコイイグリルの中に穴が見えて、かっちょ悪くなりますね。
グリルの取り付け

 
 まずは純正のグリルを外します。結構難しいです。ボンネットへの固定方法はプラスチックの爪でひっかっかってる感じです。上手くはずすコツは、図のように端のほうから順番に爪を外してグリルを少しずつ浮かせていきます。あまり力を入れすぎると割ってしまいそうですからやさしくはずしましょう。プラスチックなので手ではずれます。

 グリルレスのアウディ・・・ワイルドな感じです。コレでも良いかも知れませんが、ラジエターが裸なのは怖いですね〜。ある意味エンジンの要の部分ですから、大事にしないと。
 
 さてさて、グリルの縁を保護するモールを取りつけます。まずはボンネット側のグリルの縁を濡れた雑巾できれいにします。砂が噛んでは塗装に傷が付き、錆の原因にもなりかねません。とくにモールの部分には水がたまりやすいので注意しましょうね。モールはゴム製ですがステンレスの板が内蔵されていて、かなり硬いです。しっかり溝に押し込むのがコツです。グリルの下の部分の真ん中あたりに切れている部分があるのでそこから取り付け始めます。グリルを1周させて完成。あまったモールは切り取りましょう。ステンレス板内蔵なのでプラ用ニッパーで切ると刃こぼれしますよ。大きめの鉄用ニッパーで切りましょう。

 モールを取りつけたらいよいよグリルを取りつけます。真ん中になるように位置を決めたら下の部分からはめ込み、最後に上の爪を2個引っかけます。ゆっくりはめないとモールが外れるので注意しましょう。


 グリルが着きました。横から見てみると・・・・きちんとグリル枠のカーブに合ってます。さすがKAMEI!素晴らしい仕上げです。満足です!
 
 使用前・使用後です(爆)なかなか精悍になったでしょう。これから走りのA4を目指すので、やっぱメッキは似合いません。KAMEIのグリルはブラックアウトされてスポーティーな雰囲気を感じさせます。それとKAMEIのマークは取っちゃいました。格好悪いんだもん(爆)値段的には消費税・送料込みで全部で11000円ぐらいです。お手軽モディファイには丁度良いかも。お勧めのメニューです。次のモディファイは・・・「窓枠のメッキをブラックアウトするの巻」です。お楽しみに。
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