サーキットの大亀

 行ってきましたサーキット!場所はHSP(北海道スピードパーク)。
 時は21世紀も始まったばかりの2002年5月26日(日)
 HSPの所在地は羊蹄山の麓の町、倶知安町。函館からは188km所要時間4時間。一部の人間は2時間足らずで来るそうですが・・・。もちろん鍬兎郎じゃありません。(泣)
 1周1.389kmのこのサーキットでA4を存分に走らせようとやってきました〜

 コース図はこんな感じです。黄色がピット。赤い四角がコントロールタワーです。時計回りに回ります。
 コントロールタワーを頂点に両側が坂になっています。狭い割にブレーキには負担がかかるコースです。
 コースが狭いので、ラインはおのずと限られてきますが、実際に走ってみると毎回違うラインを走ってます。何なんでしょう?左右のヘアピンはどちらも複合コーナーになっているので、ライン取りが難しいです。

 

 まずは車の説明から。ライト周り、エンジンルームのフルード類のフタにビニルテープで飛散防止処理をします。もし他車と接触してしまった場合やコースアウトした場合に破片やオイル類をコースにまき散らすことになります。そうなるとコースが一時使えなくなり沢山の人に迷惑をかけます。気をつけましょう。またオイルをまき散らした場合は処理のためにお金がかかります。コレはまいた人の自己負担だそうです。気をつけねば・・・。

 

 タイヤはこの日のために用意したSタイヤ。BSの540Sです。540Sはコンパウンドの違いから3タイプあり、これは一番硬い奴(Type R)です。それでも粘るような強力なグリップで、どんなスピードで突っ込んでもドリフトすらしませんでした。限界ははかりしれません。そのグリップ力は今まで味わったことのないロールを生み、強力な横Gも加わって脳ミソがあっちコッチに行っちゃいました。今考えても正常な状態じゃなかったです。んー最初はノーマルタイヤで攻めた方が良かったかも。
 サイズは純正の205/60−15をチョイス。その理由はまず、軽量なホイールを履きたかったのと、Sタイヤは細くてもグリップが強力だからです。変に太すぎるとグリップが良すぎてヤバイらしいです。そこで純正ガスレンジ鍛造に540Sを組み合わせました。良いのか悪いのか・・・・
 良い点はサイズが合っている。メーカー設計通りのアライメントが確保できる。超軽量である。の3点です。特にアライメントについてはアウディはこだわっているみたいで、ホイールの中心がステアリング軸の延長線上にあるようにセッティングされているので、オフセットを外側に出してツライチにするとワダチにハンドルが取られやすいのです。
 更にこのサイズだと安いんです!インチアップするとその分高価になりますし、また、ブレーキを大きくした訳じゃないので15インチがイチバンと判断しました。サーキット走行を長く続けるには経費が安いことが第一条件です。無駄な出費は抑えて実質主義で行きます。
 悪い点は、このデザインが冷却の妨げになっている気がすることです。穴が小さいので熱を逃がしてくれません。ホイール全体が熱くなり、タイヤが溶けないのか?って不安になりました。気をつけねば・・・。
 また失敗が1つ。ホイールのバルブを交換するのを忘れました。純正はゴムのバルブがついています。これを金属製のモノに換えようと思っていたのに忘れてしまいました。良く溶けなかったと思います。
 とにかくブレーキが凄い発熱で、しかもインナーフェンダーのルーバーからもエンジンルームの放熱があり、フェンダー内は大変なことになっていました。対策を考えねば・・・・。
 今のところRS4バンパーを買い、ブレーキ冷却ダクトを引っ張ろうかと思っています。

 一緒に行ったKenちゃん号もちゃんとテーピングしてます。Kenちゃんは速かったですよ〜立ち上がり加速で差を付けられちゃいました。タイヤもノーマルなのに〜なんでじゃあ〜(涙)
 ちなみにこのKenちゃんウチのHPの表紙のA4のイラストを書いてくれた人です。(感謝)

 

 いよいよピットイン。まずは車の中の臓物を取り出し、更にスペアタイヤなど取り外せるモノは全て取り外しました。鍬兎郎号はリアシートの座面も取り外しました。でもでも・・・

 

 コースイン!さてさて実際に走ってみると、もの凄いことに。コースは狭いはずなのに、んーハッキリ言って迷子かな?ライン取りがぜんぜんわかりません。(泣)

 走った感じですが、路面のグリップがよいので、安心して攻められます。もちろんコースから外れてもサンドトラップがあるし、対向車も来ないからイケイケです。

 A4についてですが、やっぱ足が柔らかすぎます。一般道ではあんなに硬いと思ったのに・・・サーキットで普通のセダンを走らせる自分が悪いのですが・・・。ボディ剛性は充分なので、サスペンションとスタビライザーを固めて車高を落とせば充分対応できそうですが、街乗りで辛いでしょうね。
 おまけに慣れないSタイヤのおかげもあって、滑らないから限界がわからない。オーバースピード(と思われる速度)で突っ込んでもグリップしちゃうからロールしまくり、どこでもアクセル踏んじゃうからアンダー出まくりでした。(爆)
 逆に言えば限界付近でも車が安定し、変な挙動がないので安心して攻められると言えます。素晴らしい素質の持ち主です。
 エンジンは熱ダレする事もなく、最後までガンガン踏めました。しかし、150PSは少なすぎ。ゴルフ4にも置き去りにされる始末です。街乗りでは充分だと思ったパワーもサーキットでは「もっともっと」になっちゃうんですね。
 ブレーキも思いっきり踏みすぎて1ラウンドで加熱しすぎて、2ラウンドでは煙まで出る始末・・・。ドライブシャフトのグリスは液状化してハブボルトのわきから流れ出てくるし、こんなに凄いところだとは思いませんでした。
 しかも周りが速いからどうして良いのかわからず、邪魔になりそうで怖かったです。こちらもトロトロ走れないし、泣きながら全開で走ってました。
 でも面白かったですよ。夢中になりました。病み付きになりそうで〜す。(爆)
 上の画像をクリックすると動画が見れます(どちらも約600kB)

 

 尊敬するぎょう師匠の言いつけ通り1ラウンド20分のうち1回ピットインして心を落ち着けました。これが効きました。一旦降りて車の様子を観察できたし、周りを見る余裕が出来ました。
 2ラウンド目もピットインしたらブレーキが凄いことに!煙がもうもう立ちこめてます。使いすぎてパッドが変色しています。やばかったかも。とりあえず1周隅っこでクールダウンして終了しました。気づかなかったら事故っていたかも・・・。

 

 タイヤも溶けてます。攻めすぎ?・・・にしては遅すぎ・・・。ど、どうなんでしょう?素人なのでどうにも判断が出来ませんが、今度専門家に伺ってみます。

 って事で、サーキットデビューも果たし、今後に期待がかかる鍬兎郎&Kenちゃんであった〜!自分たちが所属するユーロカーのグループ「GutKamerad」に武闘派宣言しようかなあ?

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