ロアバーの製作&装着

 来週から忙しくなるので、暇なウチにいたずらするのじゃ〜。♪でっきるかな?でっきるかな〜はりはりむふーんはりむふーん。


 これはのが郎さんの01の純正ロアバーです。ボディとサブフレームを接続するプレートに装着されてます。カッコイイ!
 写真ではダウンパイプ以降がありませんが、これはマフラー装着の時の写真のため。決してのが郎さんがマフラー外して爆音しているわけではありません。(爆)


 まずはボディをジャッキで上げてサイズをはかる。くれぐれも正確にはかるんじゃ。下に潜るときは気を付けるのじゃ。ウマは必須なのじゃ。
 ふむふむ・・・・サイズは515mmとな。
 そして、そこらへんに落ちているパイプを拾ってくる。外径22mmのパイプがあった。535mmにギコギコ切る。横着しないで金切り鋸で切るのじゃあ。


 切ったら端面をていねいに面取りするんじゃ。両頭グラインダーでじゅいーーーん!とな。この辺の仕上げの丁寧さがプロとアマの違いじゃ。


 次に金槌で両端を平らに潰す。とってんかっこん
 「こんな暑い日に、何でこんな事を!とか疑問に思うな。やれる時にやるのじゃ。ましてや冬の雪の中でやれるのか?」
 「やれません。」
 「では文句を言わずにやるのじゃ!」
 「はいはい」
 「はいは一回で良いのじゃ」
 「はーーーい」
 「感じ悪い奴じゃのう」
 両方同じ感じに潰すのじゃ、両方の平面は揃えるのじゃ。角度が変わるとつかんぞ。さて、何が出来るのかのう?

 
 ボール盤で両端に穴をあける。これはキリ12mm。ぐりぐり・・・左右の穴と穴の幅はキッチリと515mmじゃ。失敗すると装着できないのじゃ。


 完成じゃ。こう見るとタダのパイプじゃな。


 さあ装着だ。AかBかCか迷うのう。なかにはココがどこかわからんタワケ者もおるじゃろうて。
 Aはボディに直接効きそうじゃ。
 Bは一番低い部分なので却下。ナットも入らないしのう。
 Cは一番楽そうじゃ。
 って事で・・・・。普通ならAに装着するのじゃが、今回は楽なCにしたのじゃ。
 サブフレームの強化+ボディ直接じゃないから応力の逃げも考えたのじゃ。Aに直接だとボディの歪みが直接バーにかかるのじゃ。そうするとバー、ボルト、ボルト穴に莫大な力がかかりそうなのじゃ。その点Cなら直接ボディに行く前にブラケットでワンクッションあるからのう。
 後々サーキット走行などの高負荷時にどうなるかわからんからのう。何事も過ぎたるは及ばざるが如しじゃ。

 
 さて装着じゃ。さくさくいくぞ。裏側にナットを入れて下からボルトを入れてとめるのじゃ。難しくはないのじゃ。

 
 逆側もしっかりととめるのじゃ。排気管に干渉しないか気を付けるのじゃ。ほれ、あっさり装着完了じゃ。
 今日は着けようと思ったのが午後1時15分頃。はじめたのが1時25分頃。終わったのが3時10分頃だったのじゃ。
 んー構想10分、製作・装着1時間45分。あっけないのじゃふぉっふぉっふぉ。普段から自分で何でもやっていればこんな事は造作もない事じゃ。要はやる気じゃ。


 材料についてじゃが、最初は格好良くジュラルミンにしようと思ったのじゃ、しかし材料が手に入らなかったのじゃ。しかもキャリパー買ったばかりでお金がないのじゃ。そこで手軽で丈夫な鉄パイプで作たのじゃ。加工が楽だし、強度も確保できるのじゃ。何と言ってもタダなのじゃ!電食の心配もないしのう。

データ 備考
車体側の穴の幅 515mm 正確に計ること
鉄パイプの長さ 535mm あまり長すぎると・・・
鉄パイプの太さ 22mm 潰しやすい外径と肉厚のものを選ぶ
穴径 12mm 微調整しやすいように大きめに空けた
ボルト(M10)首下長さ 30mm ちょうど良い長さに切った

装着後の試乗
 発進した途端におっ!って感じで違いがわかったのじゃー。
 いつもだと低速域の荒れた路面ではボディがワナワナする感じなのにビシッーとしておる。効いているのじゃ!
 そのまま加速するとボディがピーンと張っている感じ。ボディの剛性が上がっていることがわかるのじゃ。足回りもしっかりしてきて、ボディが変形しないで足回りだけが動いている感じなのじゃ。
 コーナーでもよく踏ん張っている感じが伝わってくるのじゃ。これはスゴイ変化なのじゃー。なんたってタダじゃからのう。コストパフォーマンスは最高じゃ!
 んーダブルスカットル構造のA4のボディでも改善の余地があるのかとビックリした一日だったのじゃ。
 なお、コレは他の年式だと標準装備の場合もあるのじゃ。
 2、3日様子を見て、曲がらなかったら本装着じゃ。バーに色を塗ってステンレスボルトに交換じゃ。錆びるのは嫌じゃからのう。

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