ゴルフGT TSIの試乗
昨日はゴルフGT TSIの試乗をしてきました〜。
なかなか気に入ったので、詳しくレポートします。

どこから見てもゴルフですね。この鉄板(定番)な感じがいい!
でも、個人的にはペロンチョグリルは苦手。

切り立ったリアもデザインと機能のバランスが取れていてGOOD!
それではお待ちかねの試乗です。まずは注目のエンジンです。車重が1410kgもあるので、1400ccじゃツライだろと正直思っていましたが、乗ってビックリ。かなり元気よく加速します。ってか速い!その秘密はターボとスーパーチャージャーの両方を装備してるから。
ターボは排気ガスの勢いでタービンを回し、吸気用空気を圧縮します。自然吸気より多くの空気を吸えるので、パワーがアップしますが、低回転域ではタービンが回ってくれないのが難点。
そこで、低速域を補うのにスーパーチャージャーを使うわけ。スーパーチャージャーはエンジンで圧縮機を回すので、低回転域から効いてくれます。しかし高回転は苦手。
つまりターボとスーパーチャージャーのおいしい部分を使って過給するわけです。したがって大排気量NAの様な全域に渡って分厚いトルクを発生できるんです。
このゴルフ狙い通りに全域パワフルに仕上がっています。信号待ちの発進から高速道路での合流まで痛痒なく加速してくれます。コレは素晴らしい。また、スーパーチャージャーとターボの切り替えも特にトルクの谷間があったりしないので、フツーに乗れちゃいます。完成度が高いシステムです。
素晴らしいエンジンを使いこなすミッションは天下無敵のツインクラッチDSG!ステアリングにDSGのパドルがあり、素早くシフトしてくれます。また急なシフトダウンにもエンジンがキッチリ回転を合わせてくれるので、ショックが少ないです。コレは楽しい。6速DSGを操り、ワインディングを駆け抜けたら気持ちよさそうです。

いいですね!この車高。
カッコつけて屋根を低くしちゃうクルマが多い中、この車高は良い!
足回りは車高が低めになっていますが、適度に硬く、しなやかです。一般道ではジャストフィットだと思いますが高速道路ではちょっと柔らかい印象です。多くの人はこのセッティングでOKだと思いますが走り屋さんだけはサス交換必須ですね。
鍬兎郎的には車高はこのままで、バネ&ダンパーを硬めにしたいですね。

コクピットはドイツ車らしくシンプルで扱いやすいです。
革のステアリングとシフトレバーがやる気にさせます。DSGのパドルも操作しやすく、イイ感じですね。

シートはレカロほどではないですが、ホールドも良く、自然な感じです。
さすがドイツ車ですね。大きなウインドーは見晴らしも良く。運転しやすいですよ〜この辺はベストセラーを続けているゴルフらしいところ。室内の静粛性もまずます。エンジン音が静かなので、走行ノイズの方が気になるぐらい。

シンプルなメーターパネル内にはDSGのインジケーターもあり、便利。
全体的に見易いですが、260km/hフルスケールはやり過ぎ。

トランクルームも必要充分。
コレで足りない方はヴァリアントをどうぞってか?
総合的に見てこのクルマはたいしたものだと思います。1400ccの小さなエンジンなので、回さなければ燃費が良いし、DSGもどんどんシフトアップして回転数を抑えてくれます。またアクセルを踏めば必要充分な加速をしてますし、文句なしです。更に税金が安いというおまけ付きですから経済性は抜群ですね〜
自動車の省エネには色々な方法があります。ハイブリッド車のように真っ向から取り組んだモノもありますし、軽自動車のように小さいクルマもあります。しかしこのゴルフGTのように走りを犠牲にすることなく省エネを達成することが出来るってのがスゴイですね。省エネやエコって我慢すると続かないものですが、ゴルフGTは運転者に我慢を強いることはありません。それどころか運転の楽しさまでしっかり感じさせてくれます。
ホント素晴らしいクルマだと思いました。