リアビューカメラの装着

リアビューカメラを装着したわけ(5/11)
 皆さんこんにちは。
 今日はリアビューカメラを装着してみましたのでレポートします。
 なぜリアビューカメラかというと、鍬兎郎恥ずかしながら、バックが下手だからです。昨年は2回連続事故を起こしてますし、普段から後ろギリギリまでクルマを入れることが出来ないんですよ。S4のボディが見にくいというせいもありますけど、何年経っても慣れないですね。そんなんで、いつもクルマは鼻先が少し出た状態で停めちゃいますし、縦列駐車も下手です。バックの時にリアビューカメラがあるといいなあ〜と思っていました。 


 そんなときにA5に乗る機会がありました。そのA5にはリアビューカメラが装着されていました。コレは非常に見易く、便利だと思いました。(写真はA5のオプション装着車)コレ欲しい〜

 って事で、リアビューカメラ欲しい病にかかり、ナビに連動できるカメラを調べてみました。パナソニックからCY-RC50KDが対応しているらしいので、コレに決定。ネットを徘徊して安く買えるお店を探しましたが、15000円前後でした。しかし、先日ヤフオクで送料込み11500円で出ていたのを発見。即購入しました。


 内容物はこんな感じです。カメラ本体、コントローラー、電源コード、ビデオコードです。


 まずはトランクの内張を外します。内張の周りのビスを外し、右側の取っ手の中のビスも2本外します。さらに、停止板を外して、停止板ホルダーのビスも2本外します。結構たいへん。


 内張が外れるとこんな感じ。白いのはロックユニットです。


 配線を通す場所を探すのにナンバーランプをバラしました。なんとバルブは透明レンズの方に装着されていて、ベースの端子から電源供給してます。完全防水のため工夫されてますね。スゴイ!そのため、ここは穴を開けにくいです。


 裏から見たらこんな感じ。配線を通す場所はないですね。


 仕方がないので、プッシュボタンの脇から通すことにしました。穴の下側にラバーが張ってあり、防水になりそうです。穴の縁をビニールテープで養生し、配線が切れるのを防ぎます。


 取り付け場所は指を突っ込む穴にしました。カメラの配線を通す穴をあけます。ここは完全に外なので、防水に配慮する必要はありません。穴が大きいのはカメラのカプラーが大きいため。カプラーがコンパクトだったらいいのに・・。


 カメラのブラケットは手前側に接着。角度がちょうど良い感じです。


 内装を取り付け、配線を出します。


 こんな感じ。ビスの一つにタイラップを利用して留めます。


 次に電源の取り出し。バックランプ点灯時にカメラがONになるようにバックランプの配線から取り出します。
 配線割り込みの圧着端子が付属してきましたが、あれは配線を痛めるので嫌いなんです。って事で直接ユニットにハンダ付け。アウディって面白い構造してますね〜


 コントロールユニットはCDチェンジャーの下に設置。配線はカーペットの下を這わせます。


 後ろから見るとこんな感じ。目立たないですね。


 下から見るとこんな感じです。

装着してみて
 まずは誤算だったのが、ギアをリバースに入れてもナビが自動的に切り替えてくれないことです。ナビの設定なのかどうか、イマイチわかりずらいです。今後確認しなければ・・・。
 気を取り直して、テストしてみます。

 
 画像はこんな感じ。かなり下向きですね。もう少し角度を上げても良いかも。
 カメラ画像と実際の距離はこんな感じ。較べてみて感覚をつかみます。

 
 輪留めにギリまで下がるとこんな感じです。バンパーと位置関係が把握しやすいですね。

 
 別な場所で再確認。このぐらい下がれれば充分です。コレで確認できると安心感がありますね。良い感じです。

使ってみて
 1万円ちょっとのカメラにしては写りが良いです。障害物を確認するには充分です。バックするときにはトランクで死角になるので、ハッキリ言って一か八かです。事故らないほうが不思議なぐらいですが、カメラで確認できれば安全性がましますね。
 ただ、ナビが連動してくれないので、困りますね。ナビの設定は説明書通り、VIDEO2に割り込みをするようにしましたが、やっぱり連動しません。ナビ本体にもバックランプの信号は入っていますし、なぜなんだろう?何とか対策を練ってみます。

連動!キタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━ !!!!! (5/14)
 連動が出来ました!パナソニックの説明書によると、古いカメラの場合、2本の線で信号をやりとりしているようです。ダメ元で、緑の線に12Vを突っ込んでみたところビンゴ!カメラの画像に切り替わることがわかりました。となれば答えは簡単。バックランプからの配線を分岐して持ってくれば解決するはずです。

 
 まずは緑色のコードに接続するコードを用意して、ギボシを装着。電工ペンチは1本持っていた方がよろしい。


 前回カメラ用に配線した線から分岐します。ショート等を考え、ヒューズの後ろに圧着端子で接続。圧着端子は嫌いですが、車体の配線が傷つく訳じゃないからOK。ヒューズも買うと結構高いし、ここは便乗させて貰いましょう。


 その後、配線をカーペット裏に隠しながら、シート下まで持ってゆきます。そして、モニターのコントローラーの緑の線に接続して終了。

配線を終えて
 今度はバッチリです。ナビ画面、チューナー画面ともにリバースにシフトするとカメラ画像に切り替わります。いちいちボタンを押してVIDEO2に切り替えるよりずっと素早く、便利です。安全性も増しました。これはいいですね〜(喜)
 苦労した分うれしさも倍増です!こんな便利で安全なモノをなぜ今まで着けなかったのか、残念に思ったほどです。ハッキリ言って今までは見えてない部分を「大丈夫だろう、何もないだろう」と勘と運に任せてバックしていたわけです。それがカメラの装着によって確実に見えるわけですから、安全性は0から100になったと言えます。今まで装着した部品の中で一番価値があると思います。お金を出して安全が買えるなら、こんな安いモノはないでしょう。


 夜の画像はこんな感じです。バックランプの光でも充分見えるぐらい明るいです。これは良いですね。

位置調整(6/17)
 カメラが下向きすぎるので、修正しました。
 カメラの取り付け位置はトランクの取っ手部分なので、逆にスラントしていて、上を向けるのは無理。そこでスペーサーを噛まし、強引に上を向けました。


 イメージ的にはこんな感じです。


 作業はまたまたトランクの内装をはがし、行いました。結構時間がかかります。
 テーパー付きのちょうど良いスポンジを見つけたので、表裏に両面テープを貼り付けます。


 なかなかイイ感じに上向きになりました。


 テストしてみると、周りがよー見えます!更に安全性が増しました。


 周りが良く見えるようになりましたが、バンパーギリギリは見にくくなりました。以前はカメラの中心付近にバンパー後端があったので信用できましたが、今度はレンズの周辺にバンパーが来ます。信用して良いやら・・・。
 これはもうどっちを取るかですね。でも、画像と実際のクルマの位置を見比べて慣れるしかないですね。
 しばらくはこの位置で行こうと思ってます。

アウディTOPにもどる