札幌ナンバー取得!

転勤そしてナンバー変更
 転勤をきっかけに札幌ナンバーを取ったので、レポートします。

 4月1日から、新しい勤務地札幌で生活しています。職場も変わったし、何より職種が変わったので、この3週間大変でした。とにかくわからないことだらけ。本部からはいろいろな調査依頼が届き、締め切りも早くて厳しい。遅れたらもう大変です。・・・・・(泣)
 何とか周りの同僚に助けられ、3週間過ぎました。ちょっと余裕ができたので、そろそろナンバー変更しようかと。函館ナンバーからあこがれの札幌ナンバーにチェンジです!

 法律上は住所を変更したら車検証の住所も変更せねばなりません。車庫飛ばしなどが話題になってから、ステッカー交付とか、この辺は厳密になったようです。
 それにしても、人間の引っ越しと同様に、車の引っ越しも結構面倒でした。(泣)


手順その1人間の住所変更
 車の住所変更にはまず、人間の住所変更をせねばなりません。これがないと始まりませんよ〜
 市役所に行って住所変更の手続きをします。これは結構簡単。札幌西市役所の窓口のおねいさんが結構かわいかったです。(笑)
 ここで第一のアイテム「住民票」を手に入れます。前の住所と今の住所が載っているタイプの住民票を手に入れます。前の住所の記載がないと、車の住所変更には使えません。
 特に、何度か引っ越しを繰り返していて、なおかつその都度車の住所変更をしてない人はやっかいです。「住所の変更履歴が記載された戸籍謄本の附票」なるものが必要です。引っ越ししたら車の住所変更も小まめにした方が良さそうですね。


手順その2車庫証明

 次に車庫証明が必要になります。これはK察署に行って必要書類をもらってくることから始まります。
 土地の大家さんの承諾書、自宅と車庫の関係図、車庫の図、申請書などを揃えます。費用は札幌西署の場合2750円でした。受付の婦警さんがかわいかった。(笑)
 この他、大家さんによっては手数料を取る場合もあります。(ってか、取られる場合がほとんど。)
 K察署に車庫証明を申請してから、発行されるまで約3日ぐらいかかります。実際に車庫を見に来るらしいですよ。
 今回は17日の朝に申請して19日に第二のアイテム「車庫証明」を手に入れることができました。
 K察ではついでに免許証の住所変更もしておきましょうね。便利な身分証明になるので、住所変更は必須ですよ。


手順その3陸運支局へ
 必要書類が揃ったら、いよいよ陸運支局に乗り込みます。(笑)
 1、住民票
 2、車庫証明
 3、車検証
 これ以外の書類は陸運支局にて手に入れます。
 4、申請書
 5、手数料納付書
 6、自動車税申告書

 陸運局の所轄内の移動だとナンバーは変わりませんが、所轄外だとナンバー変更になります。北海道の場合札幌・函館・旭川・北見・帯広・釧路・室蘭の所轄があります。
 昔はナンバーの地方の文字は1文字だったので、札や函、北とかだったんですね〜(笑)

 ※注1 ナンバー変更が伴う場合は、車に乗っていかないと変更できないので注意ですぞ(笑)
 ※注2 希望ナンバーの場合は事前に手続きし、ナンバーが完成してから陸運支局に行きます。今はネットで申請できるんですよ。希望ナンバーサービスナンバーは4200円也。


陸運支局での手続き
 @陸運協会案内窓口で4、5、6を貰って、手数料の印紙を買う。全部で350円。
 A必要事項を書き、担当窓口に提出。担当者から不足箇所とかの指導を受け、正しく書き直し提出。
 B書類が帰ってきたら、陸運支局の隣の「自家用自動車自動車協会」へ行き、希望ナンバーの書類を貰ってくる。
 C陸運支局に戻って、窓口に提出。小一時間ほど待ち、車検証が上がってくるのを待つ。
 D車検証が上がったら、古いナンバープレートを車から外して「自家用自動車自動車協会」へ提出。受け取りのハンコを貰う。
 E旧ナンバープレートの受け取りを陸運支局の窓口に提出し、確認を貰ったら、車検証を受け取る。
 F車検証を持ってまたまた「自家用自動車協会」に戻る。この時は近くまで車を持って行く。(陸運支局の敷地内で。ナンバーが一旦外れるので、公道はだめ)
 Gナンバーを受け取って、車に取り付ける。リアナンバーの左には封印の台座を取り付ける。
 H取り付けが完了したら係の人を呼んで、車体番号を確認してもらい、封印をしてもらいます。
 Iあとは自動車税申告書を税事務所に提出すれば完了です。


当日の様子
 4月20日(金)の朝に行ってみました。家を9時半に出発。20分ぐらいで札幌陸運支局に到着。
 待合室に入ってみると激混み。さすが金曜日です。プロの方々が大勢いて、ピリピリしています。さらにユーザー車検も沢山いるようで、ごった返してます。
 車検場のラインを見ると長蛇の列。最後尾は1時間待ちか??

 待合室は殺伐とした雰囲気ですが、ここで気後れしては目標を達成できません!まずは「陸運協会案内窓口」の美人なおねいさんに話しかけてみます。(笑)すると、350円と引き替えに4、5、6のアイテムと、5に印紙を貼ってくれました。このおねいさんは感じがいい!

 次に空いている机を見つけ、申請書に書き込みます。住所とか車体番号とか例に習って書き込みます。そんなに難しくはないです。気がつくとプロのおぢさん連中に混じって、プロの女性(笑)も来ています。Dの受付にいるようなカワイイ子が結構いますよ〜。ここは穴場かも。(笑)

 書き込みが終わったら、相談窓口の整理券を取り、待ちます。ここで20分待たされました。書類に過不足がないか点検してもらいます。

 次に、書類を持って、陸運支局の敷地外にある「自家用自動車協会」に行き、希望ナンバーの書類を貰ってきました。かなり小ぎれいな建物です。ここで、希望ナンバーだと告げて、ネットで申し込んだときに発行された整理番号を伝えます。窓口のおにいさんがカッコよかったです。さらに書類を貰って、陸運支局に戻ります。

 窓口に書類を提出したら、車検証が上がるのをひたすら待ちます。この日は1時間以上待ちました。(泣)

 1時間後。車検証が出来上がったので、車から古いナンバーを外してきます。こんなことなら待ってる時間で外してくればよかったよ。(泣)
 外したナンバーを「陸運協会案内窓口」に返納して、返納書類を受け取ります。
 受け取った書類を陸運支局の窓口に提出。正式に車検証を受け取ります。ここの窓口のおねいさんもかわいかったです。受け取るときにニッコリ微笑んでくれました。感じいいです〜

 さてさて、いよいよ大詰めです。

 ナンバー無しのまま、陸運支局の敷地内を「自家用自動車協会」のそばまで乗っていきます。「自家用自動車協会」でNEWなナンバーを受け取り、取り付けます。

 ナンバー取り付けはかなり苦労しました。まず、封印がアルミ製で結構硬くて、なかなか外れませんでした。マイナスドライバーでコジって外しましたが、ドライバーが滑ってボディに傷がつくかもしれません。慎重に作業しましょう。ニッパーでつまんで外した方がいいかもしれません。
 リアナンバーですが、B5の場合、ボディに直付けではなく、プラスチックプレートに取り付ける感じです。ここで、プラスチックプレート裏のナットが落下・・・。(泣)
 本来はプラスチックプレートに固定されているモノなんですが、固定してる金属のパーツが腐って、ナットをホールドできていません!
 泣く泣くプラスチックプレートを外すはめに・・・・・。プラスチックプレートはダブルヘックスのビス2本とブチルゴムでボディに貼ってありました。幸い六角棒レンチでダブルトルクスが回せました〜ラッキー!
 苦肉の策として、ナットを定位置にブチルゴムで固定後(笑)、プラスチックプレートを取り付け、ナンバーも取り付けました。
 ナンバー取り付けは封印の部分だけM6の首下15mmのステンレスボルトで固定。ちょうど封印の台座に10mmのボックスレンチがぴったり収まってボルトを回せました。肉の薄いボックスレンチがあってよかった・・・。
 ステンレスボルトを使う訳は、スチールボルトだと経年劣化で錆びてきて、ナンバーが汚くなっちゃうからなんです。一旦封印をしてしまうと二度とボルトは外せません。この機会にやるしかないんです。
 また、封印の台座はボルトの頭部分にあまり余裕がありません。その為ナンバーに付属のボルトの頭には、+ドライバーで回せる溝が切ってあります。今回買ったボルトには+溝はありません。ちょっと焦りましたが、ボックスレンチが入ってよかったです。また、ボルトの首下長さは今回15mmにしましたが、12mm程度のがよかったかもしれません。この辺は車種によって異なるので、現物あわせでお願いします。見えないところなので、M6の+ナベねじでも良いかもしれません。
 封印部以外は今まで使っていた六角穴付き皿ネジを流用。結構気に入ってます。

 前後のナンバーの取り付けが終わったら、係の人に点検してもらいます。車体番号を確認するので、ボンネットを開けて待ってましょう。車体番号の確認が終わったら、いよいよ封印です。ここまでいろいろな苦労が走馬燈のように流れていきます・・・。(笑)
 封印はなんか手でペコッとはめ込むだけでした。昔は道具を使ってやっていたような記憶がありますが。ちょっと拍子抜け。

 最後に車税の異動届を出して、すべて完了です。これはまた別な建物の税事務所に行かねばなりません。なんか、かなりタライ回しに遭ってます(泣)税事務所を出たら12時回ってました(泣)家までの往復時間を入れると3時間もかかったことになります。かなり大変でした。




まとめ
 今回の手続きはすべて自分で行いました。そのため、K察署に2回、陸運支局に1回行きました。午前中は仕事がないので、何とかなりましたが、昼間の勤務の人はわざわざ休んで行かなくてはいけません。給料減ってまで自分でやる価値があるかどうかは、疑問です。手続きの煩雑さも考えると、お勧めしませんね。
 車屋さんに頼んでも結構かかると思いますが、仮に経費別で1万円でやってもらえるなら、安いと思います。

 でも、自分の足を使って書類を集め、自分の手で手続きして、自分の手を汚してナンバーを取り付ける。これも車いじりの醍醐味です。
 鍬兎郎号の真新しいナンバープレートを見て、苦労した分とても嬉しい気持ちになりました。いろいろ勉強になったナンバー変更でした。

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