Audi S4のプラグ交換してみた

　AUDI　S4購入後、はじめてのプラグ交換をしてみました。
　ここまで時間がかかったのはやはりV6　2.7　Bi-Turboエンジンの複雑さにビビっていたからです。

　買ったのはNGKのBKR6EIX-Pです。イリジウムMAXという商品。普通のイリジウムより白金チップを使ってロングライフ型になっています。

　
　まずは右バンク。どんどんバラします。
　エアクリボックス、エアフロを外したら作業しやすかったです。イグナーターのコードも外します。順番を間違えないように！
　ヘッドカバーのカバーを外すとダイレクトイグニションが見えてきます。

　ここまでバラします。

　
　まずはやり易い真ん中から。ダイレクトイグニションを１０ミリのレンチで外します。
　プラグが出たらプラグレンチで外します。

　いよいよ取り付けです。ここで下手すると、ヘッドを痛めたりします。気を付けましょう。
　ポイントはプラグをまっすぐに入れる事。斜めに入れたらアウトです。
　次に、砂やホコリが無い事を確認します。
　プラグの締め付け方は、まずはじめに手で締まるだけ締めます。その後ネジのサイズに合わせてレンチで1/3〜1/2回転させ、締め付けます。この時にプラグのワッシャーがつぶれるので、一旦ゆるめます。その後、手で締めて、レンチで３０°回転させ、締め付けて終わります。
　なお、余裕のある人は次の事に気を付けると良いですよ。プラグは吸気バルブに対して横向きにします。電極の間を混合気が通りやすいようにします。レンチに目印を付ければわかりやすいです。

　
　右バンクの難関。Yパイプ。Yパイプはカシメてあるので、外せません。１０ミリのボルト（赤丸）を５本ゆるめて、若干移動できるようにします。（５本目は左バンク）
　黒いパイプはYパイプにくっついてるので、黒いタイラップ（黄色丸）をYパイプから外します。コレで何とかダイレクトイグニションが外れます。えらく大変でした。（泣）

　
　左バンクはラジエターのサブタンクのネジを３本外し、自由にします。その後、オイルキャップを外し、ヘッドカバーカバーを外します。
　こっちも手前が一番難関です。こちらも黒いパイプをYパイプから外し、自由にします。ダイレクトイグニションが外れてきませんが、頑張って外します。コードを切らないように注意しましょう！これはすげー大変です。（泣）ここが済めばあとは簡単です。どんどんやりましょう。

　外したプラグ。NGKマークとアウディ＆VWマークが入っています。並べてみるとギャップが大きめのがありました。

　
　外したプラグはNGKのPFR6Qでした。意外に白金プラグです。やはりSですね。Tｑとほぼ同じエンジンなのにコストがかかってます。まだまだ使えそう。

　
　白金プラグもなかなか良さそうですね。あまり摩耗はありませんでした。
　イリジウムはさすが0.6mm細いですね。
　

　プラグを取り付けたら、エアクリを元に戻して始動します。問題なければカバー類を元に戻します。

　
　ヘッドカバーカバーを洗ってから装着。オイルをこぼした跡が無くなり、きれいになりました！

感想
　プラグを交換したからといってパワーアップすると思ったら大間違い。何も変わりません。
　しかし全体的にエンジン音が静かになり、振動が減りました。心なしかなめらかに回っているように感じました。
　白金プラグは１０万キロＯＫなので、ちょっと勿体ないような気がします。（交換時３５０００ｋｍ）実際そんなに摩耗はなかったですから、清掃とギャップ調整でまだまだ行けたでしょう。でも、バラし始めたので、交換しちゃいました。まあ、仕方ないですね。エンジンの調子が上がったので、ヨシとしましょう！
　この作業はリスクが大きく、面倒なのでお勧めしません。素直にDに持っていくのが吉です。どうしても自分でやりたいもの好きな方だけやってみてください。

経費
　プラグ６本　５０００円
　送料（エクスパック）５００円
　合計５５００円

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