RX66のメモリを増設してみる

 VIDEO編集(プレミア)やテレビ番組録画(ギガポケット)で遊んでいるウチにスワップが発生しまくり!メモリ256MBではきついことが判明!早速増設しなければ!

1機種選定
 メモリーはかなり相性がありそうです。気をつけなければいけません。しかもRX66は特殊なRIMを使わなければなりません。選定は苦労しました。
 条件はRIMのPC800−40でECC付きです。最初は一気に1GBにしようと思ったけど、高すぎて断念。妥協案として512MB増設にしました。安全を考えるとI-OのRM840E-256Mx2あたりがベストなのですが、3万円以上します。ここは人柱としてバルク品を狙ってみました。バルクでもメーカーは沢山ありますが、たまたま安かったのでエルピーダ(NECと日立製作所の合弁会社)のものをヤフオクでゲット。256MB2枚で14800円でした。

スペック
 製品名  ELPIDA JAPAN MC-4R256FKE8D-840
 容量    256MB×2
 規格    RIM PC800−40
 ECC   対応

 色々考え方はあると思いますが、800−40 ECC付きは守った方が良いです。800−45は遅くてエラーが出るかもしれません。

2交換してみる
 では早速交換してみましょう。

 
 後ろに回り電源コードを抜きます。コレを抜かないとヤバイ。その他のコードは装着しっぱなしでOK。次に画像の部分に指をつっこむとレバーがあるので引っ張り出します。これで右側(向かって左側)の側面パネルがパコンと外れてきます。

 
 電源を外さないとメモリにアクセス出来ないので、はずします。ドライバーでネジを1本外し、電源部上のレバーを下に下げます。

 
 電源をはずして、下に置きます。コード類は注意してください。メモリが見えますので両端のレバーを倒して外します。

 
 メモリは2枚二組になっていますが、交互に組になってます。左側から1番目と3番目がバンク0、2番目と4番目がバンク1となってます。同じバンクには同じメーカー・同じ容量・同じ製造ロットのものを差しましょう。
 バンク0には標準で128+128MBが差してあり、バンク1にはダミーのメモリーが差してあるので、ダミーの方を外し、増設メモリーを差し込みましょう。なお、ダミーのメモリーは大切に保存しておきましょう!なお、このチップセットはメモリースロットを空けておくことは出来ません。注意しましょう。
 メモリーの外し方は両端のプラスチック製のレバーを下に下げて、抜き取ります。差し込みは切り欠きの向きに注意して差し込みます。もし、フロッピードライブが邪魔なら取り外してもかまいません。フロッピードライブは横のレバーを押し、後ろ側をスライドさせるように引き抜けばOKです。
 メモリーを増設したら、元通り電源を装着し、フタを閉めれば完成です。起動してみましょう。電源を装着する時は配線の噛み込みに注意して下さい。

3認識するかどうか見てみる

 システムを確認して768MBと表示されればOKです。

4使ってみる
 明らかにスワップの発生が少なくなりました。これは良いですね。プレミアの動きも速くなって、気持ちよく編集できます。この増設はお勧めですね〜