90quattroのモディファイ

 モディファイって程の改造ではないですが、小ネタを少々紹介します。

オーディオ
 まずは一番お金がかかったオーディオの紹介から。

  ノーマルの80/90のオーディオはプアです。フロントスピーカーはダッシュボード上にφ10cm。リアにはアンプ一体型の13cmぐらいのスピーカー。これでは良い音は望めませんね。


 そこでドアに合わせてボードを制作してもらってウーファーとトゥイーターをフロントドアに埋め込みました。どちらもメーカーはインフィニティー。シンプルな2ウエイですが、素晴らしい音質です。特にトゥイーターはインフィニティー自慢の平面振動板のEMITk。伸びやかな高域、しっとりとした中域、迫力ある低域がGOOD。この4本を4チャンネルアンプで別々に駆動する贅沢なシステムです


 ヘッドユニットはSONYのCDX−A2001。このモデルは1990年代のカーオーディオブームの時に、SONYが満を持して送り出してきたものです。SONYの家庭用高級オーディオブランドESシリーズの思想をカーオーディオに持ち込んだモービルES。そのシリーズの中核を成すモデルです。当時のカーオーディオ業界はカセットテープからCDへと流れが移ってきて、各メーカーが音質向にしのぎを削っていました。そんな中でCDチェンジャーの決定版とも言えるモデルがこのA2001です。
 凄いのはDAコンバーターを片チャンネル2個、計4個も使った贅沢な構成。また、回路の抵抗やコンデンサーにまで気を使った設計は、CDのもつすべての情報を引き出そうという設計者の執念を感じる。そのため音質は最高です。今まで聞こえなかった音、声、ニュアンスや、レコーディング時の雰囲気まで完璧に伝えてくれます。とろけるようなその高音はいつまでも聞いていたいと思わせるものです。
 当時の価格が14万円!で、プリアンプ兼コントローラーのRM−X2001(6万円)を合わせると20万円!しかも販売店限定でアンプからスピーカーまでモービルESをトータルで購入しないと、売ってくれない(SONYが)という状況でした。とてもじゃないが手を出せる代物ではありませんでした。これをヤフオクで見つけて3万円で購入しました。


 アンプは銀色に輝くSOUND STREAMのピュアA級アンプPICASSOです。25W×4チャンネルのトータル100Wを発揮し、最高の音質を持つアンプです。その音といったら凄いの一言です。まるでベールを一枚剥いだようなピュアなクオリティーの高い音を聞かせます。しかも100Wとは思えないほどパワフル。スピーカーを完全に鳴らしきります。特に小音量の音質はさすが純A級。
 このアンプもヤフオクで新品開封品を5万円で落札しました。(定価22万円)

エクステリア

 ほとんど何もしてません。唯一センターピラーカバーにカーボン調カッティングシートを貼り付ただけ。

エアコン内循環

 80/90の弱点はエアコンのスイッチが入っていないと、内循環に出来ないこと。そこで、エアコンの基盤を改造しました。トンネルなどではとっても助かります。改造方法はこちらへ


 90には標準装備ですが、80の87〜88年モデルには装備されていません。しかし配線が通っているので室内スイッチ、ソケット、ランプを取り付ければOK!左側のガーニッシュ裏をめくればソケットを差し込む穴が見えます。
 ※注意 穴が塞がっている場合はニッパーなどでプラスチックを切り取りましょう。

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