鍬兎郎の愛車紹介・・・その1エクステリア編

AUDIの魅力

 アウディA4買ってしまいました。90quattroは凄く気に入っていましたが、特上物件のA4の中古を勧められて思わず・・・。スタイルは90のが好きですが、最新メカニズムは魅力です。ここでは新型A4の魅力を存分にお楽しみ下さい。もうバレバレだから言っちゃうけど、ナンバーは4番を取りました。A4の4です。函館にはA8に8を付けている人がいます。真似っこしちゃいました。最初は格好いいと思ったけど、ナンバーにこだわる事自体格好悪いですね。しかも縁起悪いし!(爆)

A4開発の背景

 今までのアウディは100/200系ボディと90/80系のボディ2種類で、V8、200、100、90、80の5種類をラインナップしていました。しかし、これでは他のメーカーに比べてラインナップが弱すぎます。そこで「コンセプトA」を旗印に大幅な改革が断行されました。フラッグシップとしてA8、ミディアムにA6、コンパクトにA4、さらにその下にA3の計4種類の強力な布陣となりました。
 オールアルミニウム製のA8は軽量化による省資源、アルミのリサイクル性が話題を呼び、大変な成功作でした。A4はA8の成功を受け、A8のエッセンスを受け継いだ秀作です。

 

ボディまわり

 まずはがっしりしたボディを見てください。特にボンネットを開けたときに見える2重のスカットルは他の車種では見たことがありません。これはエンジンの遮音効果、ボディー剛性のアップを狙った物です。簡単に言うとストラットタワーバーの大げさな物が付いている感じです。これはかなり効いています。乗り心地を喩えて言うなら「大きな岩盤をくり抜いてエンジンを載せタイヤをはめた」感じです。このボディー剛性があるから乗り心地がいい、コーナーリングがいい、重量の割に軽快感が得られるのです。
 また2重のスカットルの間に熱の変化に弱いバッテリーを置くことで、冬の寒さやエンジンの熱から守り、結果的に長持ちします。また重いバッテリーをここに置くことによってフロントのオーバーハングを軽くすることにもなります。



 

フロントマスク


 A4のライトはかなり明るく、夜の峠も安心。レンズの中にフォグもビルトインしています。標準のフォグなんて・・・と最初は馬鹿にしていましたが、どうしてなかなか明るいフォグです。両サイドをワイドに照らしてくれ、視界が良好になります。
 グリルはaudi伝統の4シルバーリングス。4つの銀の輪はドイツの4つのメーカーAUDI、ホルヒ、DKW、ヴァンダラーが1つに合併して(その後NSUが合流)出来たから。その歴史は100年以上を数えます。



 
 

空力特性

 Audiはハイテク技術を売り物にしているメーカーです。特に空力には並々ならぬ努力をしています。例えばボディ全体を見回せばスラントしたノーズ、フォロンとウインドーからテールまでなめらかな曲線を描くルーフ、特にウインドウはボディの面と段差を無くす「フラッシュサフェース処理」が徹底していて、空気抵抗を減らしています。 お尻はかなり大きめです。トランクの容量を稼ぐためと空力上はトランクが高い方が有利なんです。テールエンドはスポイラー状になって、後方に流れる空気を整流します。ここで空気が乱れると(乱流といいます)ボディーを持ち上げる力となり、高速走行時に安定性が悪くなります。
 この様に細かな努力の積み上げの結果空気抵抗計数(CD値)0.29を達成しています。これは世界でもトップレベルの数値です。
 ボディ剛性、足周り、フルタイム4WD、空力特性、縦置きエンジンなどなど、すべての技術が集約される事によって、一般道路での軽快な走り、高速道路での安全で快適な走りになるのです。



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