オーディの取り付け2

 前回フロントスピーカーの交換をアップしましたが、純正チェンジャーがCD−Rに対応していないため、業を煮やして以前の90に搭載していたシステムにそっくり交換することにしました。プロにお願いすると20万円以上かかるので、自分でやることにしました。
 一番悩んだのが純正ヘッドの交換です。どんな構造で留まっているのか想像できませんでしたが、各方面から色々と情報を集め、外すことが出来ました。

 
 自作の特殊工具も作ってみました。幅1cmのアルミ板をナイフのように削ります。寸法は2mmと8mmぐらいが良いと思います。


 
 これは純正カセットデッキを裏側から見たところです。下の部分に特殊工具を差し込む穴が左右2個あいています。工具(緑)を差し込むとストッパー(赤)の鉄板が引っ込む構造になっています。なかなか複雑な構造ですね。ホントにはずす前はこんな構造になっているとは想像できませんでした。


 
 まずは片側に工具を差し込んでカセット挿入口に指を突っ込んで手前に引きます。その後、逆側に工具を差し込み、完全に引き出します。

 
 完全に取り出したところです。これはカプラーにパナソニックのキットを取り付けてあります。電源はバッテリーから直接とったので、ここからはACCとイルミをだけとります。
 配線の説明をしましょう。
 ドアを開け敷居のプラスチックカバーを引っ張り上げます。スナップ式ですから気にせずバリバリはずします。そこに配線をどんどん埋め込みましょう。


 
 ドアスピーカーの配線はゴムのカバーがありますからそこを通しましょう。
 まず先にドア側のカバーをはずします。
 配線を通すためにクリーニング屋さんでくれるハンガーを延ばして使います。まず最初に通したい穴に逆からハンガーを通します。ハンガーの太い針金を少し折り曲げ、配線を挟んで引っぱり出します。簡単でしょ?


 
 後席の座面をはずします。工具無しに手前に引けばはずれます。次に背もたれの横の部分をはずし、配線を通します。 横の部分は3ヶ所スナップで止まってますから、下から順番にはずします。配線を納めるときにはスナップで傷つけないようにしましょう。配線が傷つくとショートして車が燃えますよ。気を付けましょうね。



 
 大きなアンプを使う場合はバッテリーから電源を直接採りましょう。バッテリー直後にヒューズボックスを置きます。室内に入れるにはトランクオープナーと同じ所から入れます。ゴムのパッキンがありますからハサミで切って線を通します。その後コーキング剤で水漏れを防止します。この部分は室内に直結なので、注意しましょう。




 あとはアンプ、チェンジャーをトランクに納めるだけです。きちんと整理しないとトランクが狭くなります。注意しましょうね。


  音は劇的に変わりました。CDX−2001とサウンドストリームのピカソのコンビは最強です。フロントのinfinityの13cmスピーカーを鳴らしきってます。一皮むけた感じです。しかし、13cmは中域はいいのですが絶対的に低域が不足しています。また、高音も艶やかさに欠けます。やはり高音はEMTの方が数段上ですね。
 リアトレイに16cmを載せて鳴らしてみたところちょっといい感じになってきました。もう少し大きいスピーカーだといいですね。今後の課題にします。



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