ブレーキフルード交換マシーンを使ってみた

 ブレーキフルードの交換・エア抜きは、サーキットに頻繁に行く鍬兎郎にとっては悩みの種。何とか一人で楽に出来る方法はないかとネットを探したら、「ブレーキブリーディングキット」なるのもが売ってたので、即購入。江戸堀工具商店で4950円。色々な内径のホース、プラグが付いてくるので、どんな車種にでも対応OK!

 
 こんな感じでドレンにホースを差し、シコシコするだけ。

 
 そりゃシコシコ〜・・・・するとこのコップの中が負圧になって古いフルードが吸い出され、溜まる仕組み。単純。ああ・・・ロッキードのDOT5.1が捨てられてゆく・・・勿体ない(爆)

使い心地
 以前の鍬兎郎方式だとブレーキペダルを踏まなくちゃならなかったので大変だった。でも、今回のマシーンだとその場でシコシコするだけなので、非常に楽。しかも出てくる液量を確認しながら作業出来るので、出し過ぎることがない。反面液が出てくるときに気泡が異常に出てくる。まさかキャリパー内にコレだけ入ってるわけ無い!ってぐらいに出てくる。これはおかしい・・・。今原因を探っているところです。
 でも、エア抜き後は踏み応えもバッチリだし、エアは完全に抜けていると判断出来る。まあ、DOT5.1に交換してからはベーパーロックは起きなくなったけど、サーキット行き毎にキャリパー内のフルードは新しくしたいですからね。今後とも楽に交換していこうと思います。

作業手順
 一応作業手順を書いておきます。作業順番はマスターシリンダーから遠い順に行いましょう。鍬兎郎号の場合は右後輪、左後輪、右前輪、左前輪の順。
1,ジャッキで車を上げ、ホイールを外す。
2,ドレンのゴムキャップを外し、11mのメガネレンチをドレンに装着し、ホースをつなぐ。
3,フルードのリザーバータンクのふたを開けておく。
4,シコシコし、負圧を作ってからドレンをゆるめる。
5,フルードが出てくるので、シコシコを続ける。
6,リザーバータンクの液量を確認しながら作業を進める。
※LOWレベルは絶対に割らないように!割るとABS本体にエアが入って素人には手に負えなくなります。
7,満足したらドレンを締め、ゴムキャップをかぶせておく。
8,リザーバータンクにフルードを補充し、フタを閉める。
9,ドレンを閉めたか、リザーバータンクのフタを閉めたか確認。
10,タイヤを取り付け終了。

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