18インチ化

18インチ化のわけ(07年1月頃)
 みなさんこんにちは。S4化後はその完成度の高さゆえ遅々としてモディファイが進まない鍬兎郎号ですが、やっと18インチホイールを手に入れました。
 今春は摩耗により夏タイヤの交換が必須でした。BBS17インチのDTMには特に不満が無く、そのまま225/45−17で行こうかなと思っていました。しかし、将来的に大きなブレーキを入れたい希望があって、どうせタイヤ交換するならこの機会に18インチ化したいなと思っていました。この機会を逃すと夏タイヤが減るまで、また3シーズンほど待たねばなりません。もし、その間ブレーキが手に入ったとしても装着できないという悲劇が起こります。そこで思い切って買う決心をしました。


 軽快感があるホイールです。かなり気に入ってます。

なぜNEEZか
 皆さんご存じのBBS党の鍬兎郎ですが、今回はNEEZを選びました。理由は単純に価格です。購入するときに愛妻が8万円を援助してくれました。残りはヤフオクで手持ちのオーディオを全部売りさばき工面しました。予算はぶっちゃけ20万円です。
 鍬兎郎としてはBBS党なので、またBBSを欲しかったのですが、DTMとGR−Rは既に持っているのでパス。2ピースのRS−GTが欲しいな〜と思っていました。
 しかし鍬兎郎とRS−GTは縁がありませんでした。最初は知り合いが売りたいとのことでしたが価格が35万円とのこと。いくらBBSでも中古のホイールに35万円も出すほどバカではありません。
 次にヤフオクでも売りに出ましたが、こちらも20万円を遙かに超えました。これは縁がないとあきらめ、BBSにこだわらないことにしました。とりあえず18インチでタイヤ付き、軽量なホイールで、出来れば鍛造というスタンスで探すことにしました。こうなると結構見つかる物です。


 フロントはブレーキとのクリアランスもかなり余裕があります。カイエンキャリパー入るかな??


 リアはホイールが大きい分ブレーキが小さく見えます(泣)

ヤフオクにて(07年2月はじめ)
 2月のはじめに良さそうなホイールが出品されました。NEEZのMS7です。サイズは8JのET35もちろん18インチです。ネットで調べてみると重さ8.3kgとかなり軽量です。このホイールは1本94800円とういシロモノ。さすが鍛造ですね。高価ですわ。
 しかもタイヤ付きです。235-40の横浜DNAdbEUROの半年使用モノがついてきます。それなのに開始価格が12万円とリーズナブル。普通にホイールとタイヤを1本ずつ買った値段ですね。これは無視できないと早速入札をしました。でも、あまり高くなってもアレなので、今回は15万円を限度にしました。するとなんと限度ギリギリの148000円で落札できました。予算より5万円も安く済みました。ラッキー!


 ちょっとフェンダーの隙間が目立ちますが、我慢ガマン!

ホイール到着(07年2月中旬)
 届いたホイールを見てみると、非常にきれいです。新品といっても通りそうなぐらいです。まだ真冬ですが、早速合わせてみました。特に問題もなく装着完了。見た感じはデザインがスッキリ軽い感じで、S4によく似合っているように思えました。しかもセンターレンズにアウディサイン、バルブキャップにもアウディサインが付いてきて、かなりお得に思えました。もうかなり気に入りました。このまま走りたいところですが、まだ2月の中旬です。我慢ガマン!

誕生日は鍛造日(07年4月)
 自分の誕生日のこの日、ついに夏タイヤに交換しました。早速走ってみると、音は静かですが若干轍に取られます。RG-Rとミシュランスタッドレスは全く取られなかったので、タイヤの癖かも知れません。少し空気圧を調整してみます。いくら鍛造とはいえ重さはホイールとタイヤのセットで20.5kgもあります。少しバタつく感じです。でも、この辺は17インチと較べたら仕方ないでしょうね。グリップはかなり強烈です。S4の足回りには合っていると思います!
 ま、多少のマイナス面はありますが、スタイルが気に入ってるので良しとしましょう!18インチはかっこいい〜!


 ええかんじですよ〜むふふ。掃除も楽そうです!

空気圧の調整
 ワンダリング解消のために空気圧を調整してみました。
ワンダリングの原因は・・・・
1、ホイールのオフセットが外に出た
2、タイヤが太い
3、ネガティブキャンバーが付いている
 この3つが考えられます。ホイールについてですが、アウディ純正のセッティングは7.5JのET45でちょうど良くバランスするようになってます。しかし、これが8JのET35では外に出すぎて仮想キングピン軸が相対的に中に入ってしまいます。「てこの原理」でタイヤの外側の路面に敏感に反応するようになり、ワンダリングが起きます。詳しくは下のコメントをご覧下さい。
 更に2月の車検の時に若干ネガティブキャンバーにしてもらったので、ワンダリングの傾向が助長したのだと思います。

 
 左はアウディ純正のセッティング。仮想キングピン軸がトレッドの外側にあるので、水たまりを踏んだ時などタイヤが内側に切れ、水たまりの抵抗で外側に行きたくなるのを釣り合わせるセッティングです。
 右は外に切れていくので抵抗がかかって外に行きたくなる傾向が強くなります。よって不安定になります。
 ツライチは格好いいけど結果的には車の本来持っている操縦安定性をスポイルすることになります。

 
 まずはガソリンスタンドの空気入れを借りて300kPa入れてみました。ここから抜いていき、様子を見ます。
 ※300kPa≒3.0kg/cm2

 
 225で280kPaが最高値です。鍬兎郎号は235ですが、あまり入れすぎても良い事はありません。空気圧計はアウディ純正を使用しました。

空気圧 コメント
300kPa パンパンですが、タイヤのおかげで乗り心地は悪くないです。停車時のステアリングが軽いです。ワンダリングは少なめです。
280kPa ちょっとソフト。乗り心地も良いです。ステアリングが軽いです。ワンダリングは少なめです。
250kPa ソフトです。乗り心地はかなり良いです。ステアリングがねっとりしてきました。重いです。ワンダリングが強めに出てきました。
220kPa ソフトです。乗り心地は良いです。ステアリングが重く、渋い感じです。ワンダリングは強いです。

結論
 4種類を乗りくらべましたが、最終セッティングはかなり迷いました。250kPaが良い感じでしたが、ワンダリングによるキックバックが重く、フィーリングが悪かったです。よって、乗り心地よりもワンダリングの低減を優先して280kPaにしました。この空気圧だとトレッドの中心が減る傾向にありますが、S4のフロントの重さも考慮すれば、最適だと判断しました。少し様子を見ます。

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