パッド残量警告灯を騙す
先日からパッド残量警告灯が点灯し、気になっていました。今週末は天気が悪そうなので、本日の午前中に作業を行いました。
そもそも、昨年ブレンボキャリパーを装着したときに、パッド残量警告灯を騙しました。そのやり方は、パッドに着いてる配線をショートさせ、ビニールテープを巻いただけでした。しかし作業が「テキトー」だったので不具合が出た模様。
パッド残量警告センサーの構造は、パッドが減ることによってセンサーの配線が断線して感知する仕組み(だと思う)です。そこで最初から配線をショートさせておけば警告が出なくなります。この辺は抵抗を噛ませなければならないエアバッグセンサーとは違いますね。
オンボードコンピュータ内に警告灯が点灯しています。しかし、パッと見何の警告なのか良くわかりましぇーん!(爆)
警告が出た理由はショートさせた時の防水がうまく行って無くて、サビなどでショートが切れたものと予測。
まずは右のホイールを外し、ブレンボ装着時にショートさせた配線を確認。
やはりビニールテープがはがれ落ち、配線剥き出し、うっすら緑青が発生してました。これでは信号がショートしない。やはりビニールテープは信用できませんね。
最初は半田付けしてビニールテープを巻いて終了にしようと思いましたが、それでは工夫がないし、格好悪いので、少し考えてみました。
そこでギボシ端子を着け、脱着可能にしました。
線を適当に切り、新しい心線を出したのち、ギボシ端子を装着。両方の線はオスとメスに分けておきます。±はありません。
現在鍬兎郎号にはノーマルパッドが着いてるので、パッドの配線が切りっぱなしです。こちらにもギボシ端子を装着。やはりオス・メスにします。
オスメスにしておけば、便利なんです。
ブレンボキャリパー装着時にはショートさせます。
ノーマルパッドの時には通常配線。パッドから出てる線と接続します。
こうしておけばノーマル状態、ブレンボ装着状態のどちらにも対応でき、便利でしょ?
今回は配線をノーマルパッドと接続することにしました。あとは配線の取り回しを元に戻し、装着完了です。
ホイールを戻す前にテストをします。もしワーニングが消えてなかったらまたやり直しですし。外した部品を元に戻す前にテストする。コレはDIYの鉄則です。
さてと、インジケーターを見るとOKが!やったー!大成功!あとはホイールを戻すだけで終了です。
調整してみて
これで目障りなワーニングからオサラバできますね。良かった良かった。
ちょっとした加工ですが、ビニテ巻くよりは見栄えが良いし、のちのちも安心ですね。最初からこうしておけば良かったです。
注意事項
パッドの付近にはABSセンサーの配線が通ってるので、間違えないようにしましょう。もしも切ってしまったら大変なことになります。
くれぐれも慎重な作業をしてくださいね。