ユーザー車検2005

 さて、鍬兎郎号もいよいよ4回目の車検と相成りました。今回はユーザー車検に挑戦してみることに。
 まず気を付けなければならないことは、調子に乗ってモディファイを繰り返し、車検に通らない部分が出てきた場合です。いくら個人の自由と言っても、法律は守らねばなりません。あきらめて修正しましょう。
 次に、ユーザー車検に対する心構えですが、運が良ければ整備無しでも通ります。でも、それは本来の目的とは違います。きちんと整備して、今後2年間安心して乗れるように整備した状態で受けるのが筋です。
 あなたが整備不良のため事故を起こし、周りの車を巻き込んだ場合責任が取れますか?自分のためだけではなく周りの命も守る。そんな心づもりでユーザー車検に臨みましょう。 

経費一覧

必要経費 金額 備考
自賠責 27630 24ヶ月分
重量税 37800 1.5t未満
印紙代 1500 検査料(普通車)
用紙 40  
リサイクル料 15990 車種やグレードによって違います。
合計 82960 ユーザー車検でも結構かかりますな。

リサイクル料

リサイクル料内訳 金額 備考
シュレッダーダスト料金 10540
エアバッグ類料金 2740 運転席・助手席
エアコン料金 2100
情報管理料金 130
資金管理料金 480
合計 15990

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必要書類
 車検証
 自賠責新旧
 納税証明
 点検整備記録簿

気になるところ
 まずは気になる部分を改めます。鍬兎郎号の場合、サスがヘタって来てますので、最低地上高9cmを確保します。今回測定したらフロントのサブフレーム後端の部分が8cmしかなかったので、リアを2cm上げました。(リアしか上げられない)結果ギリギリ9cmは確保しました。現在はこんな車高です。
 続いてホイールですがDTMはギリギリはみ出してはいない感じですけど、大事を取ってスタッドレスに??あ”・・・スタッドレスは春に捨てちゃったんだ・・・・(泣)仕方がないので、Sタイヤでもはめちゃえ。(爆)Sタイヤは車検に通るのか?って事ですが、とりあえず公道で使うなとは書いていないので、このまま行ってみます。はみ出しは余裕で収まっているので、大丈夫です。
 マフラーはどうでしょう?とりあえずJASUMA認定ではなさそうですが、触媒が付いていて音量が103dbなら問題ないとの事なので、このまま行ってみます。このマフラーで落ちるなら巷のチューニングカーみんな落ちますよ(爆)
 ミラーについてはハーガスに替えちゃったので、どうかなと。Fameさんのサイトなんか見ると車検対応って謳ってますから、このまま行ってみるかな?もし落ちた場合はその場でノーマルに戻すって事で・・・。
 ハイマウントストップランプはアウディマークを貼ってあります。これは配線を殺しておくしかないですね。

 

 
 気になるカルテット。どうかなあ???

整備
 整備ですが、整備手帳に、基づいて行います。

 
 まずはベルト類の点検。ゆるみやひび割れを見ます。A4は車体の下から見た方がやりやすいです。

 
 次にプラグの点検です。外してみてみましょう。ダイレクトイグニッションなので、デスビはありません。
 バッテリーは端子のゆるみ、腐食を確認します。液量を見るのも忘れずに。

 
 エアエレメントの清掃です。鍬兎郎号は純正交換タイプのK&Nフィルターを使ってます。まずクリーナーで洗浄して(水洗い)、乾燥後オイルを塗布します。エアガンで吹くと壊れるので注意!


 きれいになりました〜GOOD!オイルがピンクなので、フィルターもピンクになっちゃいました。

 
 燃料ラインを見てみましょう。ガソリン漏れはないかな?


 車体下も燃料漏れを点検しましょう。

 
 ラジエターも大事な部分。水漏れがないか点検します。

 
 室内に移り、ステアリングのガタ、パーキングブレーキの引きしろ、効き具合を確認します。


 ブレーキペダル、クラッチペダルの状態もチェック。

 
 ブレーキは分解整備します。フロントはBoxter用にチェンジ。効きがよければ変更していても問題はありません。リアはパッドが終わったので、とりあえずノーマルに変更します。パッドの残りを測定し、整備手帳に書き込みます。ブレーキホースも破損や液漏れがないか点検します。


 タイヤは残りの溝を測定し、整備手帳に書き込みます。

 
 ステアリング装置やロッド、ドライブシャフトを点検します。ブーツの破れは念入りにね!

 
 デファレンシャル、プロペラシャフトのオイル漏れを点検します。にじんでいる程度なら大丈夫。きれいに拭き取りましょう。
 マフラーは穴あき、排気漏れがないか確認します。

 一通り点検が終わったら、下回りを洗浄します。スプレー洗車機で充分なので、念入りに洗います。これは車検の時に検査官が下回りを点検するので、見やすいようにと、検査官に付着した泥を落とさないためです。検査官に敬意を払わねば。
 もちろん同時にボディもきれいにすることは言うまでもありませんね。

外回りの点検
 まずは灯火系の点検。スモール、下目、上目、フォグ、ウインカー、ハザード、ブレーキ、バック、ナンバー灯、ホーン、ワイパー、ウオッシャーを点検します。意外にナンバー灯は忘れがちなので注意。
 その他にはホイールボルトをまし締めし、発煙筒の有効期間を確認します。期間が過ぎているモノは買い換えましょう。680円也。なお、発煙筒は発火物なので、買ったお店で処分して貰いましょう。

その他の準備
 検査官が下回りを検査しやすいようにアンダーカバーは外しておきましょう。
 ホイールカバー装着車はカバーを外しましょう。
 フロントウインドーの車検・点検ステッカー以外のステッカーは剥がしましょう。

 では明日(8/19)行ってきます。

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