プラグのテスト

　恥ずかしながら、一昨年の４月にＴｑを買ってから一度もプラグを交換してません。交換してみようと思ったのは、石川エンジニアリングのチューニング内容を見て、イリジウムプラグに興味を持ったのが最初です。そして最近Ａ６ ２．８にお乗りのstyle-Zさんがデンソーのイリジウムに換えて良かったと聞いて、交換してみることにしました。
　イリジウムは融点２４５２℃と白金の１７６９℃にくらべても非常に高く、また物質的強度も優れています。その為シリンダーの中で高い圧力と高い温度に晒されるプラグの要求する性能を高いレベルで満たしています。
　熱価についてですが、高すぎると低回転でかぶり（混合気で濡れちゃう）低すぎると加熱しすぎてプレイグニッション（点火前に燃えちゃう）が起こり（一種のノッキングね）ピストンやバルブが溶けちゃいます。気を付けねば〜
　交換するにはどんなプラグを買えばいいのか事前に調査する必要がありますね。Ｔｑに使えるプラグを表にしてみました。

　※注　プラグレンチは１６か５／８サイズに対応します。

　
　純正はこんな感じ。外側電極が３本あるんですね〜耐久性が大幅にアップですね〜アウディマーク入り。ＢＯＳＣＨ製F7LTCR。

　
　プラグはNGKをチョイス。左はBKR6EIX-P（イリジウムＭＡＸ）０．６ｍｍのイリジウム中心電極を持ち、高い放電が期待出来ます。右はＩＲＩＷＡＹ−７（チューニングカー向け）。端子からして金メッキで気合いが入ってます。これは旧モデルです。
※注ＩＲＩＷＡＹはメーカー対応表にはありませんので、使う場合は自己責任でお願いします。

　２０分サーキットを全開走行しての焼け具合です。上はＩＲＩＷＡＹ−７の焼け。いい感じで焼けてます。若干ススが付いてますが問題ないでしょう。下はBKR6EIX-Pの焼け具合。こちらも同じぐらいですが、ススは少ないです。

　その後のBKR6EIX-P。サーキット帰りに高速道路を１００ｋｍ、一般道を１５０ｋｍ走りました。焼けはいいけど、外周部にススが・・・。普段は安全運転ですからね〜雨の日も走りましたが、かぶるなど走りにくい症状は皆無。ナカナカいいと思いますよ。