油温計を取り付けた

 以前取り付けたブリッツのレーシングモニターDCは、ブーストの他に3個のセンサーを追加できる優れものでした。しかし、ブーストは接続したものの、それ以降放置されていました。今回は一番気になっている油温センサーを追加しました。

 
 センサー自体はメーターに同梱されてあったんですが、いままでサボってました。(苦笑)
 取り付け方法は、オイルフィルターの前にセンサー取りだしブロックをサンドする方法を選択。ブロックはワークIZUMIから購入しました。6800円。アルミ切削加工の非常に美しい製品です。製造元は「ALFiT」型番はNTP-M0100です。センサーは3コ取り付け可能。
 エンジン側にはOリングが二重についていますが、かえって据わりが悪くなり漏れる可能性があるので内側を外しました。

 
 油温センサーはこんな感じ。防水テープをネジの部分に巻いてからブロックにねじ込みます。締め付けにはフレアナットレンチが必要。ブレーキの整備にも使えるので1セット買うべし!もちろん車体に取り付ける前にやっておきます。

 
 まずはオイルフィルターを外します。ところが、固く締め付けられていて、ゆるみそうもありませんでした。そこで1/2エクステンションアダプターを装着しトルクレンチで外しました。今回はKTCのカップ型オイルフィルターレンチを買い込んでいたので、何とかはずれましたけど、ホントは普通手で回すぐらいで締め付けは充分なはずなんだけどな〜
 フィルターがゆるんだら、あとは通常の工具でゆるめます。この工具はスナップオンスライディングTハンドルラチェットアダプター。狭い部分でも非常に使いやすいです。
 当然ですがフィルターを外すとオイルがドボドボ落ちてきます。必ず段ボールなどを敷き、オイル受けを置きましょう。

 
 [車体下から撮影]センサー取りだしブロックを取り付け、フィルターを取り付けて完成です。
 ブロックの取り付けには#26のソケットレンチを使用。説明書には1インチのソケットで大丈夫と書いてあったけど、小さかった。(泣)今回新たに#26をこのためだけに買いました。(泣)・・・取り付けボルトはこんな感じなので、ソケットは深めの奴を買いましょう。現物合わせがイチバン。
 ブロックのみの画像は、オイルが滴っていたので撮影できませんでした。スマソ。
 フィルターのゴムパッキンにオイルを少量塗り、取り付けたら(素手で力一杯締まるぐらいでいいのよ!)エンジンを掛けてみて、オイルが漏れてなければOK!その後テスト走行にて、ある程度負荷を掛けて油圧を上げてみるのが肝心。最後まで油断できませんぞ。
 また、テストが済むまでアンダーカバーなどを取り付けてはいけません。オイルが漏れてきたらまたバラさなきゃならないので、最低限の状態でテストしましょうね。 

 
 配線は赤矢印の部分を通しました。エンジンが揺れることも考え余裕を持ってブレーキ部分にタイラップ留め。その後バルクヘッドはブレーキラインが通っているゴム部分に穴を開け貫通。CPUケースもメインハーネスが通っているゴム部分に穴を開け貫通させ、室内に引き込みました。配線のカプラー部分には防水テープを巻きました。
 配線が済んだところで油温を表示させてみた。今日は89℃で安定。さて、サーキットでは何度ぐらいになるのかな?怖いですね〜。って、その前にこのメーター正確なの?(謎)
 冗談はさておき、このレーシングメーターDCは複数のデータを表示できしかもコンパクトなので非常に便利です。今回改めてそう感じました〜別体メーターは格好いいけど、取り付けるのに大変そうだし、室内がごちゃごちゃしそうだし、内装を傷つけそうでしょ?これなら両面テープで貼ってあるだけだし、取り外しも楽そう。満足満足!
 しかもワーニング機能があるので、ブーストを表示していても油温が危険になったら(自分で危険油温は設定可能)ディスプレイが赤く点滅&アラーム音で教えてくれます。なまら(すごく)賢いメーターだなもし。

取り付けたその後
 エンジン始動前の外気温とくらべる限りはほぼ正確のようです。外気温10℃前後で普段は89℃、飛ばすと92℃まで上がります。(オイルはモチュール300Vの10W-40使用)常にデータが把握出来るのはいいですね。今時の車はセンサーがいっぱい付いているので、オンボードコンピュータで総合表示されると便利だと思いますけど・・・オプションで選べればいいですね〜
 オイル漏れについてはまったくありませんでした。先日も日帰り札幌往復後点検しましたが、大丈夫でした。良かったです。 

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