PORSCHE Boxter用キャリパー移植計画ver.4
1級ボイラー技士試験が終わったので、車いじり解禁です!
キャリパーの手直し
いよいよキャリパー装着ですが、手直しが必要です。
まずはパッドガイドのすき間が25mm、対してA8用は30mmなので、入りません。切ろう!
ギコギコ。金切り鋸で切ってます。地道な作業です。余裕を見て片側4mm切ることにしました。
バイス(万力)で固定しますが、アルミのキャリパーなので割れる可能性があります。口の所に木材を挟み、キャリパーを保護します。
8本切り終わりました。疲れた〜汗びっしょり。ここまで約1時間。
ガイドの間隔は25mmから35mmに広がりました。30mmのA8ローターも余裕で飲み込めます。次はいよいよキャリパーのOHです!うおおおおおお!燃えてきたぜ〜
キャリパーOH
さて、OHにかかりましょう。
まずはOHキットを入手せねばなりません。車体ナンバーが必要なので、苦労しました。届いたのがコレ。開封してみると外側のダストブーツはありますが、パッキンが入ってません。(泣)OHにならないよ〜また部品を注文しなければ〜
部品は足りないんだけど、とりあえずピストンを出してみましょう。ブレーキフルードが飛び散らないように段ボールに入れて作業します。
まず第一の注意ですが、ピストンが4個あるので、1個づつ出します。このように板や角材を使い1個しか出ないようにします。
エアガンをフルードラインに吹き込み、ピストンを出します。かなり凄い勢いで出てくるので、ウエスで保護しましょう。
※この時出てくるピストンで指を挟まないようにしましょう。怪我しますよ。プロでもやっちゃうそうです。気を付けてね!また、エアガンで吹くときに吹き返しもあるので、フルードが目を直撃します。こちらも気を付けてね!
ピストンが出ました。ダストブーツはボロボロになってました。内部のシールは大丈夫そうだったので再使用(本当はダメ)部品がないので次回に交換します。ピストンはテフロン加工されているもの。(たぶん)手が込んでますね〜サスガはポルシェ!
新しいブーツを装着し、ピストンを戻します。大小があるので注意しましょう。これを4回計8回繰り返します・・・A4純正なら2回で済むのに・・・。
はい完成!ここまで1時間。コンプレッサーがないとできないけど、案外楽でした。対向4ピストンのキャリパのOHは初めてでしたが、特にとまどうこともなく完了しました!さて、いよいよ装着編へ!刮目して待て!