ブレーキチュニング
ブレーキ周りモディファイへの道
日本全国約21人の鍬兎郎ファンのみなさん今晩は。さて、今回はブレーキ周りの改造を取り上げました。なんで今ブレーキ周りかというと、A4のブレーキ怖くない?(コギャル風に)ってか雨の日など1発目の効きがちょっと悪い。踏んでもツーって行っちゃう。ローターが暖まれば本来の効きに戻るんですがね。230km/hも出る車なのに、このブレーキはちょとプア。そこで鍬兎郎考えました。走る(エンジン)曲がる(サス)止まる(ブレーキ)は車の三大要素だと。ならばブレーキを強化しようじゃないか〜って事でLockheedです。
最初は鍬兎郎もポルシェ並にブレンボが欲しかったです。しかし、ブレンボは4ポット対向ピストン付きキャリパー&大ローターで迫力満点ですが高い!高すぎる!そこで、びんぼー人の鍬兎郎でも手に入る最良のもの探しました。
こんな時に頼りになるのは、鍬兎郎の師匠である両国ホンダモーター販売の社長さんのOさん。この方は鍬兎郎が大学生の時にお世話になった自動車修理工場の社長さんです。お若い方ですがいわゆる職人気質の人で、特に他の修理工場でお手上げになった輸入車などを工夫して修理するのが得意なんです。しかもVWとAUDIに対する知識は並々ならぬモノがあり、鍬兎郎がいた頃もよくヤ○セから問い合わせ(修理方法の)がありました。(爆)
まずはお勧めパッドの情報を聞きに電話すると「APロッキードが手頃で高性能ですよ」とアドバイスを受けました。鍬兎郎の使用法から「一般道、たまに峠を攻める」のに最適なモノを選んでもらいました。今回は新製品のWXをチョイス。
ロッキードのラインナップは以下のよーになっています。
パッド | ターゲット | ローター適正温度 |
RC | サーキット用 | 300〜950℃ |
ZC | サーキット&ストリート用 | 50〜850℃ |
WX | オールラウンド用 | 50〜650℃ |
SX | ストリート用(ダスト低減) | 50〜500℃ |
WXはZCとSXの中間に位置し材質的にはカーボン&メタルのZCに近い感じです。冬や雨の日を考えると適正温度が高すぎるモノは危険だと思い、ZCよりWXを選びました。ちなみにWXのパッケージには for Winding Battle って書いてあります。うひー峠バトル仕様やんけ!バ、バトルするの?(しないって)
次に、ローターも交換することに。やっぱノーマルローターよかドリルド&スリットのが冷却面で期待できるし、スリット入りなのでパッドの余分なカスを除去してくれます。しかも!カッコイイもんね〜レース車両みたいだし。って事で「ついでに」ローターも買うことにしました。
注文した当時(12月終わり)は国内にWXの在庫が無く、1〜2ヶ月待ちになると言われました。ノーマルパッドの残量は充分だし、交換は春になって夏タイヤに換えてからの予定なので、待たされても支障はありません。
予定通り本日(2月21日)到着し、あとは春の到来を待つばかり。楽しみです。
左の写真がフロント、右がリアです。どちらもメタルの粉が混ぜてあります。さて効きはいかがなものか?
こちらはローター。右がフロントです。(当たり前)
スリットは深さ約1.5mmの溝になります。裏側まで貫通しているわけではありません。これはクラック防止するため。この手のローターはクラック(ヒビ)が入る事故が多いんです。初期型GTRでも割れた人が多かったらしいです。
ドリルドホールはちゃんと面取りしてあって、丁寧な仕上げです。バランスも取ってあるらしく、一部が削れていました。ちなみにリアはソリッド。フロントはもちろんのベンチレーテッドになってます。
ローターの厚みはフロントが24.70mm、MIN23mmと打刻してあります。摩耗限度が23mmって事でしょうか?結構シビアです。リアは9.65mm、MIN8mm。
って事はスリットが摩耗して見えなくなる手前で交換しなければならないと言うことになりますね。スリットが裏表で約3mm摩耗限度が2mm弱ですから・・・。
重さはフロントが7.4kg、リアが3.4kg・・・想像以上に重いですね。運んできた佐○急便の人も「何コレ重い〜」って言ってましたよ。ノーマルとはどのぐらいの重量差でしょうか?
このドリルド&スリット入りローターはかなり鳴くみたいです。買うときも釘を刺されました。どんなんかなあ・・・?
さて、品物は届きましたが装着はもう少しあとになりそうです。この続きは北海道の遅い春が訪れてからです。それまでお待ち下さいね〜
ってここまで書いて重要な事実が発覚・・APロッキードは昨年の12月から「デルファイ」ロッキードに変わったんですね。んーまあ、何でもいいんだけどAPのが格好いいな〜(ってカッコかい?)