ブレーキラインの交換
S4化して以来の不満の一つはブレーキの踏み応えがスポンジーな事。ステンレスメッシュのブレーキホースに交換すればいいかな?と思ってました。幸いヤフオクでS4用を格安で見つけたので落札。とりあえずリアからチャレンジ!しかし、ラインのナットを舐めてしまった・・・。
コレが舐め舐めナット。スチールパイプの部分は部品としては供給されず、パイプとネジの部分を買って自分で作るしかないそうです。ガックシ。
前回の失敗を生かし、まずは工具を揃えました。ブレーキラインのナットは11mmなので、11mmのフレアナットレンチを新たに購入。今度こそバッチリです。リアは舐めちゃったので更新できずそのまんま。今回はフロントだけ。
まずはブレーキフルードのリザーバータンクのフタを取り、サランラップをかぶせてまたフタをします。タンク内を密閉してフルードが出ないようにするためです。
あとは11mmのフレアナットレンチでナットを緩めてホースを外します。
純正ホースを外したらステンレスメッシュホースを装着。特に難しい事はありません。
あとはエア抜きをすればよろしい。ブレーキ抜き器があれば楽々です。道具のない人は2人がかりで。
1、ブレーキを踏んでもらう。(踏んだまま)
2、キャリパーのドレンを緩める。
3、ドレンを締める。
4、ブレーキを戻す。以下繰り返し。
ブレーキを踏んでラインから漏れがなければ、完成です。ホイールを装着して完成です。トルクレンチで適正トルクに締め付けましょう!
フロントがうまくいったので、次はリアですね。いつになるやら・・・。
リア交換(08年8月18日)
天気が良かったので、リア部分を交換しました。
クルマを上げて、リザーバータンクにサランラップを巻きます。コレで準備OK!
工具も揃ってるので、素早く交換。舐めたナットはKNIPEXのアリゲーターで緩めました。
リアホースは2本に分かれています。左右で計4本を交換します。
エア抜きをして作業完了。1時間ぐらいでした。最後にブレーキを思いっきり踏んで、フルード漏れがないかどうか確認します。
交換してみて
1年越しで、やっとリア部分の交換が完了しました。ブレーキの踏み応えがカッチリするかと思ったらさにあらず。交換前とあまり変わりません。あまりメリットは無いと思います。特にリア部分はゴムのホース部分が短いので、更に効果が薄いのかもしれません。S4にはあまりお勧めできないモディファイですね。
また、ナットを舐めやすいので、自分で交換するのはお勧めしません。安全に関わる部分です。プロに任せましょう!
追記
走行テストをしてみたら、ブレーキを踏み始めてから制動が始まるまでのタイミングが早くなりました。ちょっと踏んでもすぐに制動が立ち上がる感じです。
今まではゴムホースが油圧でふくらんでからピストンを押していたのが、ホースがふくらまない分立ち上がりが早くなったと推測されます。ちょっと良い感じです。